襲撃

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その時割れたガラス窓から風が入ってきて声が聞こえた。 〔安心されよ〕 ロデフ「っ!誰だ!」 その時風が渦を巻きその中から一人の女性が現れた。 〔我が名はシルフ、風の精霊王だ〕 ロトフ「シルフ様!」 シルフ〔久しいなロトフ、さて本題だがルネは我等精霊一族と魔物でルネを拐った奴を処分した、だがルネはショックなのか目を覚まさぬ〕 リネ「シルフ様、処分とは?」 リネはシルフに聞いた。 ルデフ「リネ、精霊一族の中では殺すことを処分と言うんだよ」 リネ「え?」 シルフ〔安心せよ、ルネの妹よ、我等と魔物は愛しきルネを汚い手で拐った奴を処分したまで、時期が来るまでは連れては来ぬがな〕 リリー「どういう事ですか?」 シルフ〔10年後、ルネを返そう、その間にルネの妹よ、強くなれ、兄を守りたければ強くなれ〕 リネ「……分かりました、私は兄さんを守るために強くなります!」 シルフ〔フフフッ、その目気に入った、では10年後楽しみにしておるぞ!〕 シルフは風を起こし消えた。 そしてリネは宣言した通りルネを守るため強くなり、10年の間13歳でAランクになった。
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