ギルド

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ここはギルド本部 『天地の騎士団』 ここの一階ロビーの受け付けにさっきの少年がいた。 翡翠「ギルドマスターに会いたいんだが」 受付「ギルドカードを拝見しても宜しいでしょうか?」 受付の人は疑う様な目で言った。 本来翡翠色のローブは世界で一人だけなのでギルドの者ならば誰でも知っている。 よって……。 翡翠「(この人新人だな)あぁ、はい」 少年は受付の人にカードを見せる。 受付「っ!!失礼いたしました!まさか翡翠の精霊使い様とは!」 受付の叫びにも似た声を聞いて回りの人達が受付を見る。 翡翠「あの…マスターに会いたいんだが」 受付「あ!は!はい!!マスターならマスター室にいます」 翡翠「ありがと《転移》」 シュン!と音を経てて少年は消えた。 受付「……ここ、転移防止結界が張ってあるのに……」 受付は唖然としていた。
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