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ルネはマスターを呼ぶが返事がない。
ルネ「?マスター?」
マ「……………………」
ルネ「ハァ、お爺様?」
ルデフ「何だい?ルネ?」
うって変わってマスターもといルデフは返事する。
藍「ルデフは相変わらず孫好きね!ね!風<フウ>!」
藍は隣にいる見た目が13歳位の濃い緑色の同色の男の子に聞いた。
風「そうだね」
ルデフ「酷い」
ロトフ「ハァ、ルデフ、お前はマスターとしての威厳はないのか?」
ロトフは呆れ顔をしながら言った。
ルデフ「失礼だなぁ!これでもルネ以外には威厳してるよ!」
焔「ルネ以外なんだ」
藍「ジジバカ炸裂」
ルデフ「それより、父さんはギルド協会長としての仕事はどうしたのさ!」
ルデフは仕返しとばかりに言った。
ロトフ「儂のは部下が全部持ってっちゃって暇!」
フィア「ロトフは真面目に仕事をしてるからね」
フォン「それに引き換え」
ルネ以外「「「ルデフはもっと真面目にやった方がいい」」」
ルデフ「皆でそう言わなくても、ね?ルネ」
ルネ「そんなことより」
ルデフ「そんなこと……」
落ち込むルデフに目もくれずルネは話を進める。
ルネ「魔物の討伐の依頼書、100体って書いてあったけど、どう見ても倍の700はあったよ?」
フィア「最近になって魔物の討伐依頼が多くなったり依頼書の倍はいった数があるもんね」
ルネ「そこんとこは神でも分からない?玄<ゲン>」
ルネは茶色い同色を纏った老人に聞いた。
玄「儂等属性神や神は元々傍観者なんじゃ、余程の事がない限りこの地には降りん、魔物の異常など人間でも出来ると思ったまでじゃから儂等でも分からんよ」
風「僕達はこの世界を造っただけ、その先は誰にも分からない」
ルネ「そっか…」
ルデフ「まぁそんなことは置いといて」
全員(置いとくんだ)
ロトフ「今日は儂等からルネにご褒美をあげようと思っての」
ルデフとロトフはニコニコしながら言った。
ルネ「ご褒美なら沢山貰ったよ?島に制御ピアス、別荘やその他充分貰ったよ?………………島はやり過ぎだけど」
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