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~ノーマルside~
ある日の夜、ここは三大貴族のうちの1つ、『リオナ家』の屋敷
「まだか~まだか~」
一人の男性が扉の前でウロウロしていた。
そこに一人の老人がやって来る。
老人の目の色は精霊使いの証の藍色だ。
「ロデフ、少しは落ち着きなさい」
ロデフと呼ばれた男性は老人を見た。
ロデフ「父様!これが落ち着いていられますか!リリーが入ってもう13時間ですよ!」
「お前が生まれたのは15時間もたったぞ」
ロデフ「おじい様!」
老人の後ろにまた老人がいた。
目は藍色だ。
「父さん、来てたんですか」
「ルデフ、儂は来てはいけないのか?せっかくひ孫の顔を見にきたと言うのに」
ルデフ「誰もそんなこと言ってないでしょう」
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