プロローグ

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僕には友達も愛も勇気もない。 こんな僕にも友達を作れた時期もあった。 幼少期ー親友のと呼ぶにふさわしい相棒がいた。ジョニー。彼は全てにおいて優秀だった。 いつの日か僕は彼の才能に嫉妬し、彼をリンチしていた。 初めは面白がって参加していた仲間も、リンチが激しくなるにつれ、1人、また1人と減っていき、やがて僕一人となった。 ジョニーが自殺した。 ある日、僕はそう聞かされた。 僕は恐くなった。 いつか、自分もこのような目に会うのではないか………と。
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