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大学へ行く途中、ケンイチとなつみがいた。
「お前、大学やすむって」
「おートオルちゃーん。今ね、デート中なのよー」
なつみは少し恥ずかしそうにしている。
ケンイチは相変わらず可愛い顔でにこにこしていた。
俺は二人の邪魔をしないように早めにその場を離れることにした。
二人は楽しそうにゲームセンターへ入っていった。
大学に行くと俺と同じ学部のやつと会った。
名前はハヤトという。学年でトップをとる秀才だ。
大学ではハヤトと一緒にいることが多かった。ケンイチは学科が違っていたので大学が終わって遊ぶような感じであった。
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