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絶対守護神は不適な笑みとともに圧倒的な威圧感でじりじりと、こちらに迫ってくる。
後ろからは先ほどの二人の護衛が追ってきている。
挟み撃ちの大ピンチにもかかわらず勇太は、余裕の笑みとともに口を開く。
「そこをどけよデブ。俺には魔王を落とす使命があるんだ。だからさっさとどけよ、デブ!!」
デブの言葉に反応した絶対守護神は顔に血管を浮き上がらし、鼻息を荒くし、迫るスピードを速めた。
後ろからは、二人の護衛が猛スピードでこちらに迫る。
勇太は後ろの護衛の位置を確認すると絶対守護神ことデブに向かい走り出した。
「うおぉぉぉぉぉ!!」
声を上げながらデブへと突き進む。そしてデブの前で急停止、その一瞬の隙を逃さんとばかりにデブが大きく多い被さる形で迫ってくる。
そこを紙一重で横へと交わす。すると後ろからギリギリを走ってきた護衛二人が停止できずにデブへと体当たり。
そのままデブごと床へと倒れ込んだ。その隙を逃さず勇太は扉へと走り、扉を開け放った。
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