告白

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家に帰り、部屋に入って、音楽を掛ける。 今日は妄想はしない。 なぜなら、そういう気が失せたからだ。 ダラダラと時間が過ぎ、夕食の時間だと母に呼ばれた。 私が食卓に腰掛けると、すでに姉が座っていた。 姉は、大きな口をあけて、肉の塊を頬張っていた。 「最近、奏君、元気なの~?最近めっきり、家に来なくなったし~・・・」 「あ!この間、奏君見たよ!すっごい可愛い彼女と一緒に歩いてたけど、その次の日見たら、違う可愛い子に乗り換えてた~」 肉を飲み込んだ姉が、会話に入ってきた。 .
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