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コンッ コンッ
と、誰かが俺の部屋の戸を鳴らす。
今、俺は萌えている最中だと言うのに…
「誰だ!俺とゆぃたんのラブラブを邪魔…する…のは…」
怒りながら戸を開けると目の前にはサラサラとした真っ黒な髪に真っ赤なリボンを付けた女の子が立っていた。
二次元から出てきたようなお人形さんみたいな女の子。
俺は、ボッーと立ち尽くしてしまった。
「初めまして。伊藤孝太郎君だよね?」
「…はい」
「私、浅井 唯です」
ゆ、ゆぃたんだと!!!!!?
まさか、二次元から俺を迎えに出てきたのかぁ!!!
フリフリな可愛い服を着ている実現化したゆぃたん!。
あぁ…神様が俺にプレゼントを…。
「私、孝太郎君と同じクラスなんだけど…」
な、なんと!クラスさえも同じ設定しているのか!!
「学校に来てなかったから…気になって…
孝太郎君のお母さんに了解を貰って来たんだ。これ、渡したくて…」
ゆぃたんが俺に何かのノートを差し出した。
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