第弐話 クラス委員

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キレシャイ「何度も言ってるでしょ!?掃除中に野球もどきはダメ!!」 リョウスケ「…はい」 キレシャイ「やってもいいけど人に迷惑かかるからやっちゃダメ!!分かった?」 ヒロト「どっちだよ」 キレシャイ「ああ!?」 ヒロト「…いや、なんでもないです」 キレシャイ「全く…」 シュン「ユキナ体操服背中ちょっとめくれてるよ。」 通りすがったシュンが言って 再び遠ざかっていった。 クールだ。 キレシャイ「…えっ?あっ…ホントだ……えっずっと?あっ…恥ずかしいぃーー」 キレシャイのキレの部分が終了しシャイの部分が来た。 シャイの部分が来たキレシャイは案外可愛い普通の中学生だ。 もうツンデレとかみたいに 新しい用語として キレシャイって作りたいくらいだ。 リョウスケ「…こいつって多重人格だよな」 ヒロト「…ああ」 キレシャイ「……あんたたち…なんで言わなかったの?」 ヒロト「え…ああ…いやぁ気づかなかっ…」 リョウスケ「お前の背中見ていたかったから」 キレシャイ「……!!」 ヒロト「バカ…!せっかくキレの部分収まったのに!」 リョウスケ「バカやろ、よく見ろあれを」
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