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現在日本の土地40%は海外のものだ。
戦争が終わってから日本は植民地化され、日本文化は独特の姿を無くし、奴隷制度を許された国民は日々働かされ続けた。
中学卒業後に海外から決められる勝手な奴隷への指名は最後の学生生活の大切さを教えてくれるものでもあった。
しかしそれは僕たちの世代、王冠の力で幕を閉じるだろう。
使われる立場はきらいだ。
「あっ…」
「どうした?」
「いや…」
その時遠くから拡声器で張られた声が聞こえた。
もちろん平和的な事では無いだろうけど何も無いでほしい。
『あ。あー。聞こえるかねそこの中学校の生徒諸君』
「なんだ…?あれ?武器もってないか?」
「青春…。逃げるぞ…」
早く中学校から出なくてはいけない。
武器を持っているのは単純な事だ。
僕 た ち を 殺 し に 来 た
「早く学校から出なきゃ」
「それなら!他のやつらにも知らせなきゃ!」
「バカ!そんなことやってる暇ないだろ!勘のいいやつが知らせてるって!」
『君たちの中に何やら奇妙な力を持った輩がいるようだ。そんなわけで今色んな中学校を処分しているとこだが…』
やっぱり!
早く逃げなきゃ!
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