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玄関の靴箱に残されていた兄からの書き置きにはこう記されていた。
-つばさへ-
おれがいなくてさみしいだろうがしばらくのがまんだ!
もうすこし、でかくなってたいりょくつけたら、ちちおやのいきのねとめて、きっと、むかえにいくから、それまでげんきでな!
ははおやもついでに、ころしてしまおうとおもう
というか、もう、おれとつばさ、いがいはみんな、しねばいいとおもう
それじゃ、またな!
-おわり-
[おわり]じゃねえよ!
そんなんで小綺麗にしめたつもりか!
俺が言うのもなんだが、俺の兄さんは……精神的にアッーな人だった。
そして極度のブラコンだった。
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