0人が本棚に入れています
本棚に追加
「私をこの悪夢から救い出して」
少女は俺にいった
「って訳だ」
と続けて黒い猫
って訳と言われてもなにひとつ説明になってない
でも俺は考えるより先に
「ま…まかせとけ!」
と言っていたのだ
だって可愛い女の子の頼みは断れないよね
「ありがとうございます」
と少女は満面の笑みこちらに駆け寄って俺の手を握る
手の柔らかい感覚と暖かいぬくもり
こんな夢なら覚めないでいいと強く思う俺
「私はムム!そっちの猫さんはバウルスよ」
と少女は黒猫を指差す
黒猫バウルスは
「てめえの名前は?」
と俺に向かい言った
「俺は白木勇(シラキユウ)」
と実名を告白
「じゃあてめえは今日からホワイトブレイドだ」
最初のコメントを投稿しよう!