始まりは夢

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「私をこの悪夢から救い出して」 少女は俺にいった 「って訳だ」 と続けて黒い猫 って訳と言われてもなにひとつ説明になってない でも俺は考えるより先に 「ま…まかせとけ!」 と言っていたのだ だって可愛い女の子の頼みは断れないよね 「ありがとうございます」 と少女は満面の笑みこちらに駆け寄って俺の手を握る 手の柔らかい感覚と暖かいぬくもり こんな夢なら覚めないでいいと強く思う俺 「私はムム!そっちの猫さんはバウルスよ」 と少女は黒猫を指差す 黒猫バウルスは 「てめえの名前は?」 と俺に向かい言った 「俺は白木勇(シラキユウ)」 と実名を告白 「じゃあてめえは今日からホワイトブレイドだ」
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