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とってもチートだったから能力と名前は練習試合で教えてあげるね!さてさて次はお待ちかね、召喚魔法です!
と、言ってもメンバー多いから端折るけどね。因みに勇者君は創造と破壊の女神様、脇役君は邪神、捨てられちゃんは時と空間の女神様だったよ。
そんな大物を何故端折るか?ふふっ、今この場に召喚した奴等も入ってきたら会話しか出来なくなるからだよ。面白い話をしていると言うならまだ耳を傾けてもいいんだけど、勇者君にキスをしていく女神様達。しかもキスしている途中で戻ってきて王女ちゃん達に見られ大激怒、修羅場になっている中脇役君と捨てられちゃんはそれぞれ使い魔と仲良くなっているって状態だから聞いててつまらないんだよね、テンプレートだったから。
因みに他の皆は大体属性の上位を召喚していたよ。
ライマン「さっ、次はレクスだぜ」
レミリア「どんな物が現れるか見物ね」
悠司「頑張れレクスー!」
亮「………」
皆が色々期待しているみたいだけど、取り敢えずはまぁ期待に応えられるようにと足を進めて魔法陣の上に乗る。
レクス「契約の名の元に命ずる、我と共に歩む友よ、我が声に答えよ!!」
詠唱って中二病全開で、正直恥ずかしいよね。詠唱が終わると魔法陣から眩しい光が視界を飲み込む。
次の瞬間、目の前が一気に暗くなり一人の男がいるのを目にした。
そこは地面がなく僕の足は浮遊感を感じる、重力が軽いのかそれともここは僕の意識だけがある状態なのか。目の前の男は突然の僕の登場には何も感じていないのか腕組みをしながら余裕そうにその目は向けられている。
というか、ずっと気になっていたんだけどさっきから感じる彼の目がどうにも落ち着かないと言うべきか危険な香りがするね。
レクス「君が僕の相棒かな?」
「ああそうだ、しかしこの俺を呼び出すとはな
まぁ、そんな事はどうでもいい」
ん?あれまぁ…この人どっかで見た事あると思ったけど……
「そんな事より、やらないか?」
あの、ウホッ!いい男…って人じゃないか。異世界ネタでよく出る君がついに召喚獣にまで昇格したのか。
顔が短髪の銀髪、黒いツナギを身に付けているけどガッチリとさせた体格から盛り上がった胸板の厚みがどれだけ鍛えられた肉体をさせているのかというのがよく分かる。眉毛も割りと濃いしアッー!な人にはモテそうだね。
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