フラグは何処までもついていく

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  はい、こんにちは。 主人公はイケメンしか許されないなんて誰が決めた?面食いが決めたのさ!と言ってみるレクスです。 シャーラちゃんと同室になったけど別にラブコメで起きるような押し倒しイベントや着替えイベントやお風呂イベントなどがあるわけでもなく、普通に生活している。そもそも僕はお色気担当で彼女を入学させたわけでもないんだから当然なんだけど 体を洗って色白になったシャーラちゃん、髪の毛もサラサラになりすっかり綺麗な栗色の髪になりました。 前回の彼女はあまりにも女の子としては酷い見た目をしちゃっていたんで、今回改めて見てみる。彼女の髪は栗色をしていて揉み上げが長めで後ろ髪が肩に掛かるか掛からないかくらい、体型は痩せても太ってもいない普通な見た目。 胸も普通なサイズだね、世にいう美乳ってやつ。瞳はスカイブルーで、現在はこの学園の制服である赤いブレザーを着ているんだけどその上に地味な茶色のエプロンをしている。 シャーラ「レクスどうしたの?早く食べちゃわないと冷めるわよ?」 レクス「ああ、ごめんごめん 身体洗うと結構変わるなぁ、って思ってさ」 シャーラ「そりゃあね…今までは水浴びして身体を洗っていたから ……っていうかアーベー、おかわり欲しいならちゃんとよそうからお茶碗グイグイ押し付けないでよ…」 僕達が話している途中、早くよそえとばかりにシャーラちゃんの頬に茶碗を押し付けるアーベー。仏頂面にさせている彼の目はどう見てもシャーラちゃんに敵意を剥き出しにさせている。形だけでも仲良くしようという心構えもないような態度だ。 これでもかなりマシになった方なんだけどね、最初は嫌がっていて何処の姑だと思わせるくらい掃除の時とかまだ埃があるとか言い出してたし。だけど彼女は料理が得意らしくその上手さには納得してるみたいで、今は渋々と言った感じに彼女の同室を許している。 シャーラ「普通にお代わりと言ってくれたらよそうのに 貴方って本当にあたしが嫌いって態度しているよね…… 寧ろ清々しいくらい」 レクス「きみも彼の嫌がらせみたいなのによく平気でいられるよねぇ 並の女の子なら落ち込んだりしそうだよ?」 シャーラ「ふふーん、貧民街で暮らしてくると大抵の罵倒なんて屁でもないわよ」 ああ、貧民街だとやっぱ差別的というか罵倒の嵐らしいからねぇ。だからこんなタフなわけか。
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