9人が本棚に入れています
本棚に追加
「はーい」
真っ先にフウタが玄関に向かい、戸をあけた。戸の先には青年と、女性が立っていた。
「あっ、ジン兄ちゃんと、アラレ姉ちゃんだ!」
ジンとアラレのようだ。二人とも俺の無二の親友だ。ジンは、すらりとした体格で、とても優しさを感じさせる。
一方、アラレは、とても真面目な顔立ちだ。
「おっと、まだ早かったかな?」
優しい口調でジンが朝食を食べている俺達に聞いてきた。
「いや、お前逹も一緒に食べてけよ」
俺は二人を誘うと同時に、ミカに二人の朝食を作るよう視線を送った。ミカもその視線にきずきうなずいてくれた。
最初のコメントを投稿しよう!