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そんなある日。
「俺さ、最近何だか興味があるんだよねぇ…。」
細く離れ気味の目を更に細くして遠くを見る彼。
瞬間的に何かを感じ取った俺。
『え?何に?』
「……歌う事かな……。」
『あっ、そ、そうなんだ…。』
彼は確かに訴えていた。
でもね、俺の中では見栄晴似の細い離れ気味の目を持つモッコリなバンドボーカルは有り得ない。
想像出来ない。
かなりコミックバンドになるよ。
何秒かの間に物凄いスピードで思考回路がフル稼働。
『バンドやればいいじゃんよ。』
「考えてるんだよねぇ…。」
ヤバいヤバいヤバいヤバいヤバい
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