むねりんの過去
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まさき兄ちゃんの肩は限界だった。 野球が出来ない苦しさやもどかしさ。 いろんな葛藤を抱えたまま、まさき兄ちゃんは天国へ旅立った。 俺とユウジは泣かなかった。 俺は泣くのを我慢した。 ユウジも我慢した。 あの眩しかったまさき兄ちゃんが、もっと遠くなった気がした。 でも、俺達は野球を続けた。 その結果、中学に入ってすぐ、注目を浴びた。
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