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「まぁ、さ…″アイリーン″もいいんだけど…一旦休まねー…?俺もう眠くてさー…」
「ええっ!?何でそんなこと言うんだよ千秋っ」
欠伸をし始める千秋に、不満げな声を出すシン。
千秋がそう言うのも無理はない。一晩中ずっとゲームにつき合わされていたのだ。彼としては、今まで起きていたことに感謝してもらいたいくらいだ。
「シンが俺にキスしてくれたら起きてる」
そう言って口元に笑みを浮かべて、シンに視線を絡める千秋。
「はっ…!?冗談は顔だけにしろ!」
シンは赤くなってしまった顔を隠すように、そっぽを向いた。
千秋はというと、「あ、ひでー」と楽しそうに笑う。
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