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「姫は、どこ?」
屍に問いかける。
「アイリーンは、どこ?」
さっきまでは動いていた、死人に問いかける。
ー返事はない、ただの屍のようだ。ー
怒りをあらわに、近くにあった頭蓋骨。
ぐちゃっ…、そんな音をたてて、潰した。
「もうやめてええええええっ!!」
出てきてしまったアイリーン。
可愛らしい容姿、エメラルドグリーンの瞳からは、ぼろぼろと、ぼろぼろと、涙が落ちる。
「もう、やめて……っ」
出てきてしまったアイリーン。
GAME OVER...
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