プロローグ

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「ミリの容態は……!?」 少女の父が病院に駆けつけ、医者の肩を揺さぶる。 「大丈夫ですよ。」 ニッコリと優しく微笑む医者を見て、その父はホッと胸を撫で下ろした。 フゥ、と一度溜め息を吐いた後、父は少年を睨みつけた。 「君はもう、ミリには近付くな」 少年の瞳から涙が一筋零れた。
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