星明かりと廃墟

4/5
前へ
/5ページ
次へ
「さて、何度も言うが君は死んだ、それもついさっきね。 だが問題はそこじゃあない」 声の主は続ける。 「君が、誰かのために死んだ。ということだ。」 「誰かの、ため…?」 「そうだ、覚えていないのは無理やり生き返った副作用だ。」 「は?生き返った?」 「その通り、ただし不完全だ。 その体が壊れれば再生し、再構成される。いわばアンデッドだ。」 「いやいやいやちょっと待て、さすがに話がおかしいぞ。」
/5ページ

最初のコメントを投稿しよう!

0人が本棚に入れています
本棚に追加