主人公は記憶喪失

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「ちゃうちゃう、わいは、敵言うたら、敵やけど、わいのやることに、邪魔せんかったら、なんも攻撃しやんがな」 こいつ、なにいってんのか、俺には、理解出来なかった。ただでさえ、自分がだれか、わからない、場所もわからない、でも、こいつが一番わかんねぇぇぇぇぇぇ 「テメェは誰だぁぁ?」 俺は、月を見ながら、腹から声をだして、言った。ううっ、一言言うたびに、骨がうづく、この様子では、あばらが何本かいってるだろう。 「俺は、ただの、通りすがりだ」 見事なスルーですな(笑)俺は、それ以上質問せず、無言の時間が過ぎていった。たった10秒でも、一時間たったような、衝動にかられた。 その、空間を破ったのは、エセか本物か分からないような、すごいきつい、関西弁を使用するの奴だ。 「テメェの記憶喪失は記憶破壊だなぁ、その内、朝になったら、人が集まってくるだろうから、頑張るんだなぁ、じゃぁな」 「ちょっと待ってくれよ」 返事がかえってこない、どうやら、行ってしまったようだ。 ってか、何だ?記憶破壊ってのはわぁぁぁぁぁ わかんねぇ、突然の出来事に頭がパンクしてしまいそうだった。
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