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私は、確認しに楓ちゃんのところに行った。
「ねえ。 なんか私のことなんか流した?」
「え?ううん。友達だもん。流すわけないじゃん」
「そうだよね…。」
〈嘘…?じゃあ誰なんだよ…?〉
結局わからなかった。
イジメは酷くなるばかり…。
先生に助けを求めに行ったが、
「先生たちも、考えてるからもうちょい待って」って
言われて、待って、待って、待ったのに
助けてくれなかった…。
でも、
イジメが減ってきた。
ホントに少しの変化だったけど
わかった。
それが嬉しくて
また、頑張ろうって思えた。
次の日から、ちょっと自分なりに雰囲気を変えてみた。
ちょっとずつ、ちょっとずつ
イジメはなくなった。
2学期中頃、イジメは完璧に
なくなった。
聡汰君も普通に話してくれるようになった。
「おはよー」
「おはよー」
〈聡汰君におはよーって言われた〉
前みたいに、過ごせるようになった。
友達も増え、他のクラスにもできた。
親友の真樹。
相談に乗ってくれる和美。
大切な存在が増えた。
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