@織田美桜

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‐登校中‐ 「おはよー」 1人の女の子が声をかけてきた 「あっ葵!!おはよー」 向井葵 スケートをやっていてスタイルがとってもいい。 「うちらも制服だべ?」 「だなだな^^」 「てか、いつ見ても美桜って美人だよねー」 「ないないww」 小学校の頃からみんなから〈美人〉って言われていたがそんな風に自分を見た覚えがない。 「いやーあるし」 とか訳のわからない会話をしながら 今日から生活する南中学校に着いた。 桜が満開で、珍しく自分が花が綺麗だと思った 下駄箱に向かうと紙が渡された。 「名簿…?」 これで自分のクラスと出席番号を見つけて靴を入れろって話らしい。 「Cの…7番…ん??」 私のところに靴が…? 慌てて近くの先生に聞いた 「私のところに靴が…」 慌てたように 「上に置いといて」って言われた。 パニック状態の私。 「あ……はい。」 しょうがなく靴を上に置き、3年生に教室へと案内してもらう。 ガラガラ 扉をあけるともう何人か来ていた。 すぐに自分の席を探す。 「7番…ってあれ?」 女の子が座っている。 「私、間違ってました?」 焦る女の子。 めちゃくちゃ綺麗な子だった スタイル良くて、可愛くて、まさに愛されキャラだった。 「あっ、多分…」 紙を見直す女の子。 「ごめん。私、8番だった」 「うんん、そう言えば名前は?」 「私は、今井遥。あなたは?」 「私は、織田美桜だよ。よろしくね」 「うん!」 会話していると男の子何人かが入ってきた。
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