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@入学式
体育館に移動が始まった。
席に座り、校長の話が始まった。
<きっと長いんだろうな>
「え~今日はお忙しいところ...」
15分経過
「以上です。」
「気をつけ、礼」
みんなで礼をする。
今度は、クラス写真か...
並んだときに、声をかけられた。
「よろしくねー」
「あっ、うん」
慌てて答える。
「名前は?」
「織田美桜」
「私は、森崎羅菜よろしくね」
羅菜は、ちょっとぽっちゃりで
いかにも頭が悪そうな感じだった。
「よろしく」
話していると
「はい、撮るよー」
みんな急に笑顔になる。
3枚ほど撮り、終了した。
「あ~あ疲れたゎー」
「だよねー。校長の話長い。」
「わかるー」
小学校の友達とそんなことを言い合っていた。
帰り道、
聡汰君だ…
…心の中がまたドキッとした。
<本当に一目惚れなのかな…>
「あのー…聡汰君!」
「ん?同じクラスの奴か。何?」
「えっとよかったら書いて」
そう言って私は、プロフィール帳から紙を1枚取り出し、渡した。
「…まあ、書いとくよ。」
<来たぁ~~~嬉すぎる>
「ありがとう。ばいばい」
「あっ、うん。」
私はこのまま中学校生活がうまくいくと思っていた…。
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