出発のとき

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足元の扉が開き 僕は先頭だったので凄い勢いで下の大きな入れ物の中に落ちていった 落下している間は暗いところに長時間いたのですごく眩しかったがそんなこともあっというまでまた真っ暗になった! 真っ暗になったと言っても水道管と違いところどころ明かりが溢れて多少辺りの様子がわかる 特に僕がこの入れ物にはいる時に通った大きな穴からはたくさんの光が入ってきてずっとこのままの明るさであってほしいとおもった だけどそんな僕の気持ちに関係なく人は蓋というものを使って大きな穴を塞いだ 同時に僕の願いも閉ざされた
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