プロローグ

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とても広い空間の真ん中にイスが一つ、その他にはベッドと複雑そうな機械とモニターが置かれている。 そのイスに座っているのはマントを羽織った男だ。 「テミスよ最近はかなり暇になったな」 「時間軸にも多少の歪みが出たりするけど、簡単に修正できるものが多いからね、しょうがないわよ」 テミスと呼ばれた小柄な少女が返答しながら、モニターの歪んでいる部分に手のひらをあてる。 すると、歪んでいた部分が綺麗になった。 「暇潰しにゲームでもするか・・・」 マントの男が提案する。 「どうせまた下らないゲームでしょ。クロノス」 クロノスと呼ばれた男は言う。 「人間を使った遊び(ゲーム)だよテミス」
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