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さて今回、いきなり、自分や相手の好きなところ、嫌なところを10個ずつと言われても、なかなかすぐに思いつかないかもしれない。
ましてや、相手(愛しい人)と言われても、まだ付き合ってない、付き合って日が浅いという人は答えようがないかもしれない。
ただ今回の設問で一番重要なことは、自分のことや相手のことをどれくらいよく理解して、恋愛に臨んでいるか?であり、実際数の問題ではない。
そのなかで最重要なのは「自分の好きなところ」を恥ずかしがらずキチンと言えるか、知っているかである。
ちなみに、ここでは、「どちらかと言えば…」という曖昧なものではなく、明確なものだけがそれに当てはまる。
「自分の好きなところ」=「自分の強み、魅力」。
そう!自分の強みや魅力を如何に相手にアピールできるかが恋愛力の最大ポイントである。
そんなこと分かってるよ!という声が聞こえてきそうだが、自分の好きなところをキチンと理解している人は意外に少ない。
だから、自分の何を相手に理解してもらえばいいのかが分からず、悩み苦しむのである。
恋愛力の高い人は、己を知り、己をプロデュースできる人なのだ。
もう1つ恋愛力に必要なのは、「相手の情報をどれだけ知っているか?」である。
これは、できれば、相手の嫌いなところの情報が重要である。
好きなところは、好きになったのだから、いくらでもあるだろうし、美しき想像もできる。
しかし、嫌なところは想像などでは分からない《現実》な部分。
周りの人から聞き出すか、自分が感じるしかない貴重な情報なのだ。
そして、肝心なのは、「それをあなたの強みで、どの部分をどう補ってあげることができるか?」ということ。
人間関係では、「同じベクトルを向いてる人」…所謂、考え方が同じ人と群をつくる傾向がある。恋愛関係でも確かに同様な傾向もあるが、それだけでは長続きしない。
こと恋愛関係では、「相手のマイナス(嫌なところ)を補う能力や気持ち」がなければならないのだ。
「恋」の内は、ただ相手のいいところだけを見て、想像して、「あなたが好きだから付き合ってください」とアタックしていれば良いと思いがちだが、それは恋愛力が高いとは言えないのである。
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