「恋愛力テスト」の解説~後編~

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恋愛力の高い人の傾向としては… 「恋」した時点から、相手の欠点(弱み)も研究し、それを踏まえた自分の強みをアピールし、相手の心理をくすぐる行動を繰り返し行う。 そして、それが成功したら、その相手の弱みを補えると思われる自分の強みを信じ、「愛」へのステップを踏み出す。 恋愛は自分だけの「独りよがり」ではなく、相手の全てを受け入れる覚悟や意識が強い人程、成功率が高いのだ。 自分を出すことも大事だが、「相手を引き出してあげる気構え」がもっと大事になるのである。 余談になるが、スポーツメンタルトレーニングやコーチングでは、こんな教えがある。 ============== 水槽の中に、プラスの泡が5つとマイナスの泡が5つが入っている。 ついつい、マイナスは悪いことだから、それらを打ち消したり、取り除こうとする。 すると、マイナスが無くなる前にプラスが小さくなったり、消えてしまったりして、マイナスが更に目立つようになってくる。 逆に、マイナスを無くそうとするのではなく、プラスの部分をもっと増やすようにすると、次第にマイナスが目立たなくなり、プラスで一杯の水槽になる。 ここで言う「水槽」は、「人の心」。 「プラス」は、「長所」。 「マイナス」は、「短所」である。 要は、相手(自分に置き換えても可)の悪いところよりも、良いところを引き出すことで、悪いことは見えなくなるのだ。 ============= 恋愛が上手くいかない、連敗中の人は、ぜひ、自分や相手を再度研究しなおしてみると、更なる恋愛力がアップするはずである。 余談だか、筆者は過去、恋愛8連敗という、今でも忘れられない実績がある。 相撲で言えば負け越し、サッカーの監督だと即解任の人だったのだ。(笑) 恋愛力テストの【Q3】の解説については、次章で行う。
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