なぜ人は「恋」に憧れるか?~part1~

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なぜ人は恋に憧れるか? …あなたはお分かりですか? 二股、援交、不倫、離婚‥ 今や男と女の関係には、罪悪感もなく、あっても不思議ではないものになっている。 これらは人間のエゴや本能からの産物である。 この背景には、切っても切れない人間の「恋への欲望」があるのだ。 その根拠として、 「恋」 「愛」 「情」という漢字の 「心」の位置が証明している。 【恋】…心が下にある。所謂、「下心」。 【愛】…心が真ん中にある。所謂、「真心」。 【情】…心が外に出て、青くなっている。この青は心が青ざめるではなく、心が落ち着いたことを意味する。 恋愛感情というものは、誰でも、どんな状況でも、「恋→愛→情」の順番を経なければならない。 そこで重要なのは、それぞれが構成する感情を表す熟語の関係だ。 「恋愛」 「愛情」 「情愛」という熟語は存在するが、よく考えて欲しいのは、 恋⇒愛⇔情はあっても、「情から恋」「愛から恋」へ繋がる感情の熟語は存在しない。 情から恋、愛から恋という感情を持つことは、昔からあってはならない、有り得ないものなのである。 ただ、人間とは愚かな生き物で、NGとか禁断と言われると、それを飛び越えようとする。 だから、有り得ない感情(熟語)であるはずの「恋」に戻りたいという憧れを持ってしまい、二股や不倫、離婚などをしてしまうのであるだ。 part2は、また後日。
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