なぜ人は「恋」に憧れるのか?~part2~

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前章でも書いた通り、「恋」の漢字の作りには「心が下にある下心」を意味するものがある。 ちなみに、心の上にある「亦(また)」という漢字は、諸説あるが、「人の形」を表してると云われている。 人の下=股。 ちょっとHなイメージになるが… しかし、これは真面目な話し、人間の本能である「性欲」を意味すると考えられている。 だから、「恋」=「性欲」なのだ。 ここでの「亦」の人を意味する対象は、女性。 人間の昔からある「子孫繁栄」のために、男は自分の子孫を生ませる「女の股に想い憧れを持つ」という意味が「恋」の起源である。 そのために男は、女の気をひくために、「狩(仕事)」「体力(運動能力)」「知識(勉強)」などで、他の男との差別化をするために、必死で頑張るのである。 所謂、「可愛いあの娘とHしたいから、健気に頑張る男の淡い気持ち」を表す一文字なのだ。 現代社会では、男女平等社会でもあり、肉食女子も増えている(?)こともあり、「亦」の対象は男女になっている。 女性も素敵な彼氏を作るために、エステやらnailやらダイエットやらと色んな努力をしてるのは、まさに「下心」…いや「恋」のためだと言える。 だから、「恋をしてる人は輝いて、若々しく見える」と考えられ、人は「恋」に憧れるのである。 そして、その恋を手に入れた後の感情「愛」へと移っていくのだが、この「愛」にも純潔且つちょっとHな説がある。 それはまた次章で。
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