「愛」することとは…

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「愛」 という文字には、心が真ん中に入っていることから「真心」を意味する。 この漢字、諸説あるが、「女性が子供を宿した様」を表してるとも言われている。 男と女が「恋」に落ち、その結果、愛の証となる子孫を宿す。 そこで、男と女の絆が深くなり、下心(恋)から真心(愛)へ変遷していくのである。 違った角度…ちょっと変な表現をすると…、この「恋」「愛」にある「心」という文字は【精子】を意味しているのかもしれない。 生態学上、自然界における男女関係には、子孫繁栄のため、この「恋→愛」の一連の感情・行為を起こさなければならないのからである。 従って、「愛する」=「あなたの子孫を作ります(作りたい)」ということが本来の意味であると考えられる。 しかし最近では… そんな気持ちもないのに、「愛してる」と軽々しく発している状況がある。 「愛」するということは、本当に神聖且つ純真なものであり、その意味も分からずに惰性的に取り扱っているから、真心がない「愛」となり、浮気、不倫、離婚などのエゴな人間を生み出してしまうのだ。 そして、俺もそのエゴな人のひとり… しかし、この「愛」することの意味に気づかされてから、異性に対する考え方、自分自身の人生感が変わった。 こんな時代だからこそ、人間の原点に戻りたいと…
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