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「今日は、転入生を紹介する」
担任の先生がそう言うと周りがやかましい位盛り上がった。
男ですか?やら美少女ですか?やら
ったく、うるせぇ
オレ……フブキ・ユキカゼは、窓際の一番後ろの席で頬杖をつき外を見ていた。
扉の開く音と同時に歓声が大きくなる。オレは目だけで入って来た奴を見る。
黒髪で整った顔立ち特待生の証である黒いローブに身を包んでいる奴がいた。
「カイト・クローバです。使える属性は、雷と火よろしく」
カイトって奴が微笑むと殆どの女子が卒倒した。
うぜぇ
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