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「妖精学園?」
「うん、2週間後にそこの見学会があるんだけどジュビアも一緒に行かない?」
「ジュビアは別にかまわないけど・・・ルーシィはそこに行くの?」
「うん、あそこならネタとか入りそうだしね」
「・・ジュビアはまだどこに行くか決めてない・・・・」
「その為の見学会なんだし!それに何か出会いがあるかもねっ」
「え、ええ」
なんだかいつもよりテンションの高いルーシィに驚きつつも、まあ参考程度には良いか、とジュビアは簡単に考えていた
二週間後
「ジュビアー!!こっちこっち」
妖精学園のあまりの広さに呆気にとられつつも、案内された体育館に行くとルーシィが手を振って待っていた
「この学校はずいぶん 広いのね・・・」
「そうなのよ、めちゃくちゃ広いから私も迷いそうになっちゃった」
こんなに広い学校とは本当に予想外だ
入学しても中々覚えれそうにもない
「ジュビアは美術類型の方の見学よね」
「ええ、ルーシィは普通科よね」
「そうよ、じゃあ帰るときにでもアイス食べよっか」
「わかった、じゃあ読んでるから行ってくるわ」
「うん」
指示された方へ行くと既にかなりの人数が来ていた
数分すると在校生が5人程来て、列になり在校生についていく
周りを見ると知らない人ばかりで正直不安になった
「まず募集要項について説明するので、適当に席についてくださーい」
会議室3、と書かれた部屋に案内され席につく
女子ばかりかと思ったが意外と男子も何人かいた
「いろいろ書いてもらうものあるんで筆記用具出してください」
そう在校生 が告げると皆、次々と筆記用具を出す
ジュビアも同じように出した
すると隣から声が聞こえて振り向いた
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