出会いは突然に (グレイ←ジュビア)

2/3
前へ
/31ページ
次へ
「妖精学園?」 「うん、2週間後にそこの見学会があるんだけどジュビアも一緒に行かない?」 「ジュビアは別にかまわないけど・・・ルーシィはそこに行くの?」 「うん、あそこならネタとか入りそうだしね」 「・・ジュビアはまだどこに行くか決めてない・・・・」 「その為の見学会なんだし!それに何か出会いがあるかもねっ」 「え、ええ」 なんだかいつもよりテンションの高いルーシィに驚きつつも、まあ参考程度には良いか、とジュビアは簡単に考えていた 二週間後 「ジュビアー!!こっちこっち」 妖精学園のあまりの広さに呆気にとられつつも、案内された体育館に行くとルーシィが手を振って待っていた 「この学校はずいぶん 広いのね・・・」 「そうなのよ、めちゃくちゃ広いから私も迷いそうになっちゃった」 こんなに広い学校とは本当に予想外だ 入学しても中々覚えれそうにもない 「ジュビアは美術類型の方の見学よね」 「ええ、ルーシィは普通科よね」 「そうよ、じゃあ帰るときにでもアイス食べよっか」 「わかった、じゃあ読んでるから行ってくるわ」 「うん」 指示された方へ行くと既にかなりの人数が来ていた 数分すると在校生が5人程来て、列になり在校生についていく 周りを見ると知らない人ばかりで正直不安になった 「まず募集要項について説明するので、適当に席についてくださーい」 会議室3、と書かれた部屋に案内され席につく 女子ばかりかと思ったが意外と男子も何人かいた 「いろいろ書いてもらうものあるんで筆記用具出してください」 そう在校生 が告げると皆、次々と筆記用具を出す ジュビアも同じように出した すると隣から声が聞こえて振り向いた
/31ページ

最初のコメントを投稿しよう!

130人が本棚に入れています
本棚に追加