命は儚く脆い

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そんなこんなで学校が終わった。明日から夏休みだ。俺たち3人は打ち上げだ!!といい、領の家で深夜まで遊んだ。 「あ、帰りにコンビニ行こう。明日の朝飯でも買ってくるわ」 俺は玄関で靴を履きながら言った 「あ、俺もなんか買ってこよう」 「えっ!優と領が行くなら俺っちも行く」 俺たちは、近くのコンビニに寄る事にした。しかしその途中、会いたくない奴らに会ってしまった。 「おぃおぃおぃ!!お前らよー。北學高だよな?なんか、おとといだかに俺らのダチがお世話になったそうで?」 威勢よく言ってきた奴らは、峯浜高の不良ども3人だった。 「は?覚えてないな。」 最初に言葉を発したのは領だった 「んだと?あいつが言うには、お前らから仕掛けてきたそうじゃないか?嘘つくんじゃねーぞ。」 「嘘ついてるのは、そのダチじゃねーの?俺達は絡まれた側だっつーの。」 俺はイライラしながら答えた。正直今すぐ帰って布団に入りたい。領の家で騒ぎすぎて疲れたのだ。しかし、俺の言った事は事実だ。
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