バファリン

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親は、その時間も身も心も、人生でさえも自分に使ってきた。 親の優しさはバファリンを越えてるかな? でも自分はまだ、そこまで大切にしたい相手がいない、出来る相手がいない。 だから、せめて誰にでも、少しでいいから自分の何かを削って与えられる人間になりたい。 そう思っていたら看護師になってた。 この職が自分に向いているかどうかは分からない。 結局評価するのは他人だからね。 最近患者さんと関わっていて、切に思う。 半分優しさのバファリンってすごい… ただ、与えられるものがあれば与えてあげたい。 そんな優しさが欲しい
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