こんなにも嫌いだった。
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周りの同じ高校の生徒が減っていく。 僕の一歩後ろを歩く彼は微笑みを絶やさない。 やがて、僕の家に着く。 「ほら、もう帰れ」 「いや、だから用事があるんだって」 苦笑いをしながら向こうを指差す彼。 「嘘つき…」なんて僕は言ってない。 …言えるわけもない。 「そうか。…じゃ」
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