💡厄日

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セットに凭れ掛かって、これ以上無駄に体力を消耗しないように一休み。 「季羽くーん」 あぁ、俺の足に水晶球を落とした彼女が呼んでいる。 正直、今日はもう…彼女とは接したくないんだかどなぁ… なんて、言えませんけど。 「なぁ~にぃ~」 「コレ、落とすから受け取ってくれない?」 セットの上から顔を覗かせる彼女は、小さなダンボールを抱えている。 ソレを受け取れという事か… まぁ、落として平気なものならたいした重さは無いだろうし… 「良いよ、優しく落としてよ?」 「はーい!」 元気良く返事と共に落ちてくるダンボールを受け取った瞬間、俺は後悔した。 ―…やっぱり、彼女は疫病神だ。 _
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