💡熱を吹き飛ばせ!

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「何か、朝から疲れてへん?」 「館山ぁー…」 ソファに寝転ぶ俺の頭を無遠慮にグシャグシャ撫でるこの男、 館山は腐れ縁の幼馴染だ。 此方も昔は色々有ったけど、今では大の親友だったりする。 まさか、同じ仕事をするとは思わなかったけど… 「お前、顔めっちゃ赤なってんぞ?」 「んー…ちょっと、熱っぽいんだよね。平気だけど」 「大丈夫かよ…倒れたら、春兄ぃさんに俺が殺される」 分かってるよ、館山は春ちゃん苦手だもんね… 味方したくなる気持ちも分かるけど。 今は放っておいて欲しい。 俺は大丈夫なんだから… 「煩いなぁ…、本当に大丈夫だから」 しっしって、手で追い払えば苦笑いしているのが気配で分かる。 本当に大丈夫だもん…。 _
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