🎵とまトマト

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わがはいはねこである。 なまえはトマト。 さとるぱぱがつけてくれたかっこいいなまえなのだ。 「ミルクーおいでー」 「いやいや、チビたんこっち来い」 「ティアラ…こっちおいで」 でもだれもなまえをよんでくれないのです。 「お前ら…トマトだって言ってんだろ!!」 さとるぱぱが、みさきにぃとかずにぃとじゅんにぃにおこってくれるけど… まだ、いっかいもにぃたちはよんでくれません。 トマトのなまえはトマトだから、にぃたちのところにはいきません。 さとるぱぱのおひざのうえでおひるねするのです。 ―…にゃあ。 「ふふ…可愛いなぁ」 さとるぱぱにあたまなでなでしてもらうのがだいすきです。 のどがごろごろ… あそんでくれるにぃたちもすきだけど、さとるぱぱがいちばんです。 「悟くん…ちょっと良い?」 だけど、しゅんだけはちがうのです。 だって、トマトからさとるぱぱをとるから… トマトがさとるぱぱとあそんでるのに、すぐじゃまにしにくるんだもん。 だから、とらないで!ってしゅんのおててかんじゃうの。 「痛い痛いって!!」 「ほんと…春くん嫌われてんね」 「もう…笑い事じゃないよ!!」 さとるぱぱは、まいごだったトマトをたすけてくれたんだもん。 さとるぱぱはトマトのぱぱだから、しゅんのじゃないの。 -
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