💡Seed Leaf

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翌日、美咲は何時も通り学校へ。 その後…放課後は雑誌の撮影だと言ってたっけ… 日に日に痩せて行く弟が、心配で心配で仕方ない…。 「…悟くん…、どうしたら良いのかな…」 俺の膝に頭を乗せて眠る兄の髪を撫でて、思わず呟いた。 無理やり仕事を辞めさせたって良いんだ… 美咲は絶対嫌がるけど身体を思えば… 「…美咲ちゃんには、頭ごなしに言っても駄目なの、知ってるでしょ?」 眠ってたと思ったのに、ちゃんと聞いてたんだね。 目を伏せたまま、しっかりとした口調で答える兄に"そうだったね…"って頷いた。 今度、また少しでも可笑しな事が有ったらもう一度話をしよう。 俺は、美咲が…いや、MISAKIが満面の笑みで映る雑誌を一撫でした。 俺はただ、アイツが楽しく過ごしてくれればそれで良いんだ。 アイツが心から笑ってくれるなら、俺は憎まれ役になったって構わないよ。 _
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