💡Seed Leaf

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怖かった… 寂しかった… 痛かった… 悲しかった… 自分で何を言ったかなんて覚えてないけど、泣き喚いて… そんな俺の頭を、ずっと春ちゃんは撫でてくれて… 「うん…うん…、良く頑張ったな!」 泣きすぎて、呼吸も上手く出来なくて… そんな俺を癒してくれる…優しくて…ホッとする、春ちゃんの声…。 「ひくっ…ぉれ、とけ…壊しちゃっ…」 「時計?…俺のあげた?」 コクコクって何度も頷いて、恐る恐る春ちゃんの顔を見れば満面の笑顔。 怒ってると思ったのに… 「そんな事、気にしてたのか?ばっかだなぁ…」 「だって!!春ちゃんがお祝いって…くれた、大事な…」 「良いんだって…」 泣きすぎてヒリヒリする眼にそっと春ちゃんがキスしてくれて、顔が熱くなる。 「良いの…、お前の方が大事…」 何度も何度も、優しく目許にキスをしてくれて… パチって眼が合って、どちらとも無く自然と顔が近づいて… あぁ…春ちゃんと、ちゅーしちゃうのかな…って、眼を伏せた… _
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