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「いや、俺もナックルなんか受けたことないからっ!」
「いいからいいから!頼むぜキャプテン!」
「いやキャプテンはお前(笑)とりあえず始めようぜ。」
近い距離で遅い球から徐々に慣らしていく。
栃木県内でも屈指のピッチャーである健太郎が力を入れていくと、裕に130キロを超えていく。
「座ってくれ!」
「ヨッシャ!」
キャッチャーマスクをかぶり、どっしりと構える。
「ストレート。」
「ヨッシャ!はい一球目!!………はいナイスボール!」
いつも通り10球程度投げた所で、
「ナックル。」
「ヨッシャ!はい低く行こう低く!」
さっきまでの真ん中から、ミット※を少し低く構える。
※ミット…普通の五本指に分かれたグローブと違い、親指とそれ以外の指が一緒になった指で捕るグローブ。キャッチャー用とファースト用があり、それぞれ全く異なった形をしている。
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