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自分の考えが
甘かった事を痛感した。
人口の半分は男なんだ。
女だけの職場が
そうそうある訳がない。
この店には
男の人は他に三人もいるらしい。
今日は運良く竹田君一人らしいが、
27歳、25歳、19歳の
男の人がいるって教えてくれた。
従業員は私を入れて8人。
その半分が男だった。
バイト先、間違えたかも、、、
そんな事を思いながら
食器を洗っていると
後ろに気配を感じた。
『、、、、、わぁっっ!!!!』
振り返ると竹田君が
私をじーっと見ていたもんだから
思わず大きい声を出してしまった。
『そんなにビックリしなくても
、、、
さっきから呼んでんのに
全然気づいてくれないし、
どんだけ皿洗いに
集中してんの?!』
竹田君はハハッと笑って隣に並び
話続けた。
『もうすぐ上がる時間だよ!
それ終わったら
事務所来てって
店長が言ってたからー!!』
『あ、、、わかりました。』
元気な竹田君とは真逆に
私はビクビクしながら会話した。
竹田君の顔はさっきから『?』が
いっぱい。
私の態度をおかしいと感じているんだろう。
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