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高校一年の4月。 入学してまだ一週間経ってなかっただろうか。 教室で自分の席に座り ふと窓から下をみると 中庭で友達と楽しそうに 笑ってる君を見つけた。 遠くから見てても 君はキラキラ眩しくて 周りの色が一瞬で霞んだんだ。 この時、 一瞬で 君の虜になった。 その日から俺は 中庭ではしゃぐ君を見るのが 日課になった。 この時はまだ 見ているだけで、 精一杯だった 。
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