3510人が本棚に入れています
本棚に追加
/94ページ
その数時間後、
俺を迎えに来た、父の家の
執事……南のおかげで
俺は病院に搬送され
一命をとりとめた。
母は即死だったみたい。
まぁ、そんな事があったせいで
俺は血が大っ嫌いになり
なんやかんやで
こぉーんなかんじの男の子に
成長しました。
おしまい。
……簡単に言うと
母が無理心中図ったせいで
俺は血が嫌いになった。
ってことかなぁ。
勿論、なおそうと努力はしたよ？
最初は赤い物を見ただけで
震えが止まらなかったから、
このままじゃいけないな、って。
林檎から始めたんだっけなぁ。
赤い物に慣れよう大作戦！
…作戦名は今つけた。
林檎の次はトマト、苺
赤い物を食べて
恐怖感を無くそう、
って作戦だったんだけど…
この作戦中に俺は
運命的な出会いをしたんだよね。
……それは、
そう、
一味唐辛子！
…えー？どうでもいい？
でも一味とタバスコのおかげで
赤い物へーきになったんだよ？
すごいでしょ☆
やっぱり一味は
美味しいよねぇ……
…ってあれ？
なんの話してたんだっけ？
………まぁ、いっか。
最初のコメントを投稿しよう！