そのいち。

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「ふぅー… ありがとぉかいちょー!」 そんなこんなで、 生徒会室に到着! ―ギィィ 扉を開けると、そこには 魔王様が降臨してました。 「きぃ? あれほど携帯は 常に持ち歩くようにと 言ったでしょう?」 にこぉぉお そんな効果音がつきそうな 腹黒い笑みを浮かべる 魔王様…もとい、副会長様。 「ご、ごめんなさい…!」 怒られる、俺。 すぐさまその場に正座。 「はぁ…だいたい貴方は方向音痴……(略 貴方の頭はただのお飾りですか? わたあめでもつまって…(略 チッ……この単細胞が… ……分かりましたね?」 「……はい…」 それから かなりご立腹な副会長に くどくどとお説教をされ、 心身共にズタボロになった俺は やっと解放された…… 次からは蒼太に 一緒に来てもらおう。 「そぉちゃん、一緒帰ろー!」 「……ん。」 ……こうして、 愉快な仲間達との生活が 再びスタートした。 中等部の生徒会も このメンバーだったんだよね。 うん。 腐れ縁。 でも、案外仲はいいんだよ? 「「下半身馬鹿ぁ! 僕らも一緒に帰ってあげるー!」」 たぶん。
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