3510人が本棚に入れています
本棚に追加
□■□■□■□■□■
「落ち着いたか?」
「ッ!わっ!ごめん委員長っ」
耳鳴りやら頭痛やらが
収まった頃、
委員長に声をかけられて
ハッとした。
俺、委員長に…
ずっと抱きついてた……?
(は、恥ずかしい…)
「ほんとッ、ごめん委員長!」
「かまわない。
それより、体調はどうだ?」
「…もう、大丈夫だよー」
―prrrrrrrrr
委員長の優しさに
ジーンとしたところで
俺の携帯の着信音が
タイミング悪く鳴り響いた。
誰だろ……
「ちょっとごめんねぇ」
委員長に断りをいれて
ディスプレイを覗き込む。
そこには
補佐の子の名前が……
最初のコメントを投稿しよう!